目次
第一部 不登校ってどんな状態ですか
1 不登校になると、ふだんと違う日常生活状態や行動がおきます
2 不登校行動(登校拒否行動)はどのようにして生まれるか
3 不登校行動は一つの流れにそって変化していきます
第二部 子どもと向き合うとき、親はどんな気持ちや姿勢をもったらよいか
1 基本となる姿勢(わが子の不登校の受けとめ方)
2 子どもに向き合うとき、親はどんな態度をとったらよいか
第三部 家庭で親は子どもの生活・行動にどのように向き合ったらよいか
1 「早く学校へ行って欲しい」との親の気持ちを、どのように子どもに伝えるか
2 子どもが学校へ行かないで自宅にいることを、親はどのように受けとめるか
3 昼間寝て、夜起きている生活、「昼夜の逆転」に、親はどのように向き合うか
4 興味の限局・熱中行動に、親はどのように向き合うか
5 家庭生活のみだれに、親はどのように向き合うか
6 家庭内の乱暴な行動に、親はどのように向き合うか
7 神経症的な行動に、親はどのように向き合うか
8 自殺したがる子どもの気持ちに、親はどのように向き合うか
第四部 教師は親と手をとりあって子どもを支援しよう
1 親との間に新しく信頼関係を作りましょう
2 教師はどのように子どもとの関係を作ったらよいかー家庭訪問や社会的参加活動などを通じて
第五部 子どもの社会的参加『学校復帰・進学・就職』をどのようにすすめるか
1 いつから社会的参加の段取りをはじめるか
2 自立的社会参加としての学校復帰はどのようにすすめるか
3 学校復帰に際して教師はどのように動けばよいか
4 子どもが復帰したあと、教師はどのように対応するか
5 子どもが復帰したあと、級友はどのように対応するか
6 別室登校(保健室、図書室などを居場所とする登校)
7 子どもによっては適応指導教室を利用しましょう
8 社会参加の前後におきる教育問題にどのように取り組むか
第六部 不登校の解決とはどんな状態か(不登校の将来)
1 どれくらいの子どもが学校復帰または社会的に自立したか
2 どのくらいの子どもが高校や大学に進学しているか
3 子どもは自分の不登校の経験をどのように思っているか
第七部 不登校をできるだけ少なくするにはどうすればよいか
1 不登校の芽生えに早く気づきましょう
2 不登校を少なくする家庭について考えてみましょう
3 不登校を少なくする学校について考えてみましょう
4 子どもをめぐるきっかけについて考えてみましょう
最終章 不登校支援において専門家の協力をどのように求めたらよいでしょうか
1 なぜ、専門家の支援が必要なのでしょうか
2 医師等の支援をどのように考えるか