目次(内容紹介)
人文地球環境学の視角−はしがき
第1部 世界、環境、出来(しゅったい) [方法T]
1.地球46億年の過去と人間の歴史――人新世(アンソロポシーン)と第6の大絶滅
2.環境と世界、人文と天文、風土――人文地球環境学のセマンティクス
3.世界の出来(しゅったい)と、「なる」=ビカミング
第2部 ひと、もの、いきもの [視角T]
4.いきものとひと――かかわりのバリエーション
5.いきものとひと――動物裁判、動物供養、動物実験、霊長類学:分かれ目
6.森が語る――お話といきもの
7.ものの世界へのアクセス――オブジェクトのオントロジー
第3部 災厄と災害 [視角U]
8.近代の相克――水俣「病」事件
9.テクノスフェアの核=風土――フクシマとチェルノブイリ
10.自然災害からの立ち直り
補章 コロナ禍
第4部 地球のケア [視角V]
11.環境という健康――エコヘルス、人間の安全保障、ケイパビリティ
12.グローバルな不平等と正義――生存基盤指数
第5部 未来 [方法U]
13.未来史と兆し
14.食ハビトゥスと「100才ごはん」
15.火星環境
ダイアローグ ロヒニ・ディヴェシャー*寺田匡宏
いきもの、本、文系、理系――あとがきに代えて