目次(内容紹介)
I章 グローバリゼーションの下、表現教育とその意味を考える
第I部 現場教師のしなやかさと表現教育の精神・情熱
2章 答えのない答えを探し求めていく中でおとずれる偶然の発見を
子どもたちがつかみ取れる表現教育の授業をめざす
3章 藍と紅花を育て、色と出合う
― ものづくり体験と土・水・風・太陽がつくる色に感動する
4章 ものづくりの玉手箱
― 子どもたちとともにものづくりの体験と感動を重ねる
第II部 「経験と感動」を蓄積する子どもたち
5章 子どもが〈自らの表現〉を生み出すための「創造モデル」
6章 「創造モデル」に基づく表現の授業
― 複数制作課題による〈経験の積み上げ〉を意図して
7章 「原初的なるもの」を題材とした表現教育の提案
―フランスにおける教育実践を例
第III部 複数制作体験を通して子どもたちは発想法を感じ取り・学びとる
8章 ためしてみよう!みつけてみよう!
― 子どもたちの発想を生み出すもの(1)
9章 ためしてみよう!みつけてみよう!
― 子どもたちの発想を生み出すもの(2)
10章 空間に生まれるリズムと自分の中に生まれる変化
11章 学習指導案の書き方・考え方について
第IV部 子どもに語りかける表現教育を人の心と知恵で組織する
12章 大人が〈表現する身体〉を取り戻すことから始める表現教育
13章 制作と表現の教育をフレキシブルに再構成する
14章 素朴な行為をプロセスとして積み重ねた時、
教育に何が可能となるか
終章 一人ひとりの瞳に未来が光る世界を求めて
資料 ノルトライン= ヴェストファーレン州における図工・美術系表現教科の
カリキュラム構成原理